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EVへの乗り換えを考えると、『電気自動車の保険って、ガソリン車より高いの?』と気になりますよね。
結論から言うと、EVだから保険料が高い・安いと一言では決まりません。任意保険料は、車両価格や型式、補償の付け方、運転する人の条件などで決まるからです。
この記事では、保険料が変わるポイントと、EVならではのトラブルに備えて確かめたい特約を順番に見ていきます。
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電気自動車の保険料は、ガソリン車より高い?
電気自動車の任意保険料は、ガソリン車と同じ仕組みで決まります。車両価格が高めのEVで車両保険を付けると保険料が上がりやすい一方、補償の付け方や運転者の条件で大きく変わります。
『EVは車が高いから、保険も高くなるんでしょ?』と思っている方も多いはずです。
ただ、保険料のうち車の値段が大きく関わるのは、主に車両保険の部分なんです。相手への賠償の補償は、車の値段とは別の要素で決まります。
保険は大きく2つに分かれます。
| 保険の種類 | 入り方 | EVでの違い |
|---|---|---|
| 自賠責保険 | 法律で入ることが決まっている | EVかガソリン車かで区分されていない |
| 任意保険 | 自分で選んで入る | 車の型式や車両価格、補償の内容で保険料が変わる |
電気自動車の任意保険料は、見積もりを取ってみるのがいちばん確実です。今の車の保険証券を手元に置いて、同じ条件でEVの見積もりを出してもらうと比べやすくなりますよ。
任意保険料が変わるポイントを項目で見る
任意保険料に影響する項目を「車で決まるもの」「補償で決まるもの」「運転する人で決まるもの」に分けると、EVにした時にどこが変わるかが見えてきます。
電気自動車ガイドでは、保険料に影響しやすい項目を3つのグループに分けてみました。
| グループ | 項目 | EVにした時の変化 |
|---|---|---|
| 車で決まる | 車両価格(車両保険の金額) | 車両価格が高めなら、車両保険の部分が上がりやすい |
| 車で決まる | 車の型式(その型式の事故の傾向など) | 型式ごとに違う。EVだからと一律には決まらない |
| 車で決まる | 新車か、年数がたった車か | 新車向けの割引などは保険会社しだい |
| 補償で決まる | 車両保険を付けるか、補償の範囲 | 付けると上がる。範囲を絞ると下がる |
| 補償で決まる | 免責金額(自己負担の額) | 自己負担を増やすと下がる |
| 補償で決まる | 特約の付け方 | 付けるほど上がる |
| 運転する人で決まる | 等級、年齢の条件、運転者の範囲 | 車を替えても基本は同じ |
| 運転する人で決まる | 使い方(通勤・業務など)、走る距離 | 車を替えても使い方が同じなら変わりにくい |

車両保険をどうするかで差が出やすい
EVに乗り換えた時に保険料の差が出やすいのは、車両保険の部分です。
車両価格が高い車ほど、車両保険の金額も高くなりやすいからです。補助金で実際に払った額が下がっても、車両保険の金額は車の価格をもとに決まることが多いので、ここは分けて考えておきましょう。
- 車両保険の金額がいくらで設定されているか
- 補償の範囲(自分の車の単独事故、自然災害による水没などを含むか)
- 免責金額(自己負担)をいくらにするか
- ローンが残っている間は、車両保険を付けておきたいか
『車両保険を外せば安くなるけど、それで大丈夫?』と迷う方もいますよね。ローンが残っている間や、修理に大きな費用がかかりそうな車は、外すかどうかを慎重に考えてみてください。
今の保険証券で見ておく所
EVの見積もりを取る前に、今の車の保険証券を見ておくと、比べる時に迷いません。
| 保険証券の項目 | 見る理由 |
|---|---|
| 等級 | 車を替えても基本は引き継がれる |
| 運転者の範囲と年齢の条件 | 同じ条件で見積もらないと比べられない |
| 車両保険の有無と金額 | EVで差が出やすい所 |
| 付いている特約 | EVでも同じものが要るかを考える |
| 使い方(日常・通勤・業務) | 乗り換えで使い方が変わるなら見直す |
『見積もりを比べたら、EVのほうがずっと高かった』という時は、車両保険の金額や特約が今の契約と同じかを見比べてみてください。条件がそろっていないだけ、ということもよくあるんです。
自賠責保険はEVもガソリン車も同じ
自賠責保険の料率は、EVかガソリン車かで区分されていません。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、全車種平均で6.2%引き上げられます。
自賠責保険は、車検の時にまとめて払うことが多いので、保険料を意識しにくいですよね。
損害保険料率算出機構の案内では、24か月の契約(離島・沖縄県を除く)で次のように改定されます。
| 車の区分(24か月) | 2026年10月31日までに始まる契約 | 2026年11月1日以降に始まる契約 |
|---|---|---|
| 自家用乗用自動車 | 17,650円 | 18,560円 |
| 軽自動車(検査対象車) | 17,540円 | 18,660円 |
離島と沖縄県は額が違います。EVの車検の費用全体は、電気自動車の車検費用で内訳ごとに確かめられます。
EVで確かめたい補償と特約のチェック
EVに乗るなら、水没・冠水、電池切れ(電欠)での搬送、充電中のトラブルの3つの場面で、保険がどこまで使えるかを確かめておくと安心です。
『EVならではの特約ってあるの?』と気になりますよね。
保険会社によって、補償や特約の内容はかなり違います。だからこそ、場面ごとに「この時は使える?」と聞いてみるのがおすすめなんです。
| 場面 | 確かめたい補償・特約 | 聞き方の例 |
|---|---|---|
| 大雨で冠水した | 車両保険で自然災害の水没が補償されるか | 「大雨で冠水した時も車両保険の対象ですか?」 |
| 電池切れで動けない | ロードサービスで搬送してもらえる距離や回数 | 「電池切れの時、近くの充電できる所まで運んでもらえますか?」 |
| 充電中に壊れた | 充電ケーブルや車の損害が対象になるか | 「充電中のトラブルで車が壊れた時は対象になりますか?」 |
| 事故の相手と話がこじれた | 弁護士に相談する費用の特約 | 「弁護士費用の特約は付いていますか?」 |
| 新車で大きな事故 | 新車の買い替えに関わる特約 | 「新車の時に使える特約はありますか?」 |
水没・冠水の時はまず安全を
国土交通省は、浸水・冠水した車は自分でエンジン(EVなら電源)をかけず、販売店や整備工場に相談するよう呼びかけています。EVやHVは高電圧のバッテリーを積んでいるので、むやみに触らないことも大切です。
冠水した後、見た目は大丈夫そうだからと動かそうとすることです。水に浸かった車は、外から見て問題がなくても、感電やショートによる火災のおそれがあります。保険会社への連絡と合わせて、販売店か整備工場に相談しましょう。
冠水した時の対処は電気自動車が水没・冠水したら、電池切れの時の動き方は電気自動車の充電が切れたらで詳しく紹介しています。
補助金をもらったEVで事故にあったら
国のCEV補助金をもらったEVは、保有期間(自家用の乗用車は4年)の内に処分すると返納が必要になることがあります。ただ、過失のない事故で走れなくなった場合などは、返納を求めない決まりもあります。
『事故で車がだめになったら、補助金も返さないといけないの?』と不安になりますよね。
次世代自動車振興センターの決まりでは、天災などで走れなくなった場合や、過失のない事故で走れなくなって抹消した場合などは、返納を求めないとされています。
- 補助金の保有期間がまだ残っているかを確かめる
- 過失がないことを示す書類(過失がゼロと分かる保険会社の書類や示談書など)を用意する
- 地震や豪雨の被害なら、り災(被災)証明書の写しを用意する
- 財産処分承認申請書をセンターに出し、承認を受けてから処分する
過失がないことの証明には、自分の過失がゼロ(過失はすべて相手側)と明記された保険会社の書類(事故解決通知書や過失割合の確認書など)が必要とされています。保険会社に、こうした書類を出してもらえるかを確かめておきましょう。
電気自動車の保険について、知恵袋によくある相談
知恵袋では「EVの保険はガソリン車と比べて高い?」「任意保険はいくらくらい?」「補助金が出ても車両価格が高ければ保険も上がる?」という相談がよく読まれています。
ここでは、電気自動車の保険について多く読まれている相談を、要約して紹介します。
「電気自動車の自動車保険は、ガソリン車と比べて高いの?」
EVにしたら保険料がどれくらい変わるか、という相談です。
保険料は、型式や車両価格、補償の内容、運転する人の条件で決まるので、EVかどうかだけでは決まりません。今の保険と同じ条件で、EVの見積もりを取って比べるのが近道です。
「EVを買うか迷っている。任意保険はいくらくらい?」
購入前に、任意保険の目安を知りたいという相談です。
保険料の公的な目安はないので、この記事では金額を書いていません。気になる車種と、今の等級・年齢の条件・使い方を伝えて、保険会社や代理店に見積もりを出してもらってください。
「補助金が出ても、車両価格が上がれば任意保険も上がるのでは?」
車両本体が高い車は保険料も高くなる、という指摘です。
車両保険を付ける場合は、たしかに車両価格が保険料に関わります。一方で、相手への賠償の補償などは車の値段とは別に決まるので、車両保険の付け方で全体の額を調整できます。
乗り換えの時の保険の手続き
EVに乗り換える時は、今の任意保険を新しい車に切り替える手続きを、納車の日に合わせて済ませておくのが大切です。今の車を手放す日とのずれにも気をつけましょう。
乗り換えの時は、保険の切り替えを忘れがちですよね。次の順で確かめておくと安心です。
- 新しいEVの納車日を保険会社に伝え、補償の切り替え日を決める
- 今の車を手放す日まで、今の車にも補償が必要かを確かめる
- 今の車の自賠責保険は、売る(名義変更する)だけでは解約できない
- 車両保険の金額を、新しい車の価格に合わせて見直す
EVへの乗り換えなどで今の車を手放す時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。先に相場を知っておくと判断しやすくなります。
保険を含めた年間の費用は、電気自動車の維持費で内訳ごとにまとめています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
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「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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|---|---|
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| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
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よくある質問
電気自動車の保険料はガソリン車より高いですか?
EVだから高い・安いとは一概に言えません。任意保険料は、車両価格や型式、補償の内容、運転する人の条件で決まります。同じ条件で見積もりを取って比べるのが確実です。
電気自動車の任意保険料の目安はありますか?
公的な目安はありません。車種や等級、年齢の条件、車両保険の付け方で大きく変わるので、保険会社や代理店で見積もりを取ってみてください。
電気自動車の自賠責保険はガソリン車と違いますか?
自賠責保険の料率は、EVかガソリン車かで区分されていません。自家用乗用自動車の24か月(離島・沖縄県を除く)は、2026年11月1日以降に始まる契約で18,560円です。
EVに乗り換えたら、保険の等級はリセットされますか?
車を替えた時は、今の契約の車を新しい車に入れ替える手続きをすれば、等級は基本的に引き継がれます。納車の日に合わせて、保険会社か代理店に入れ替えを申し出てください。
EVで付けておきたい特約はありますか?
水没や冠水に備えた車両保険の補償範囲、電池切れの時のロードサービスの内容、充電中のトラブルの扱いは確かめておきたいところです。特約の名前や内容は保険会社で違うので、場面ごとに聞いてみてください。
まとめ
- 電気自動車の任意保険料は、ガソリン車と同じ仕組みで決まる
- 差が出やすいのは車両価格が関わる車両保険の部分
- 自賠責保険はEVかガソリン車かで区分されていない
- 水没・電池切れ・充電中の3つの場面で、補償の範囲を確かめる
- 補助金をもらったEVは、事故の時の返納の決まりも確認しておく





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