PHEVの補助金|電気自動車との金額の違いと対象車

自宅で充電中のプラグインハイブリッド車と給油のイラストで、PHEVの補助金を紹介する記事タイトル

当サイトは経済産業省・国土交通省など公的機関の公開情報と自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。補助金・税制・車両の価格や性能は年度や時期で変わるため、申請や購入の前に各制度の公式ページとメーカーの公式情報で最新の内容を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。

充電もできて、ガソリンでも走れるPHEV。次の車の候補に入れている方も多いはずです。気になるのは、PHEVの補助金がいくら出るのか、ですよね。

結論から言うと、PHEVも国のCEV補助金の対象で、2026年10月時点の補助対象車両一覧に載っている最大の額は85万円です。普通の電気自動車(最大130万円)とは区分が違います。

この記事では、PHEVの補助金の額と対象車、そして電気自動車と比べた時に「受け取る額」と「払う額」がどう違うのかをお伝えしますね。

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入力は約47秒です。売るかどうかを決める前に、今の相場だけ調べておくこともできますよ。

目次

PHEVの補助金はいくら?国の補助金の上限

先に結論

国のCEV補助金で、PHEVの基本の額の最高は80万円、加算額の最大は5万円です。一覧に載っている最大の額は85万円です(令和8年4月1日以降の登録分)。

『PHEVは電気自動車より補助金が少ないって本当?』と気になりますよね。

国のPHEV補助金は、電気自動車とは別の区分になっていて、最高額が違います。

車の区分基本の額の最高加算額の最大一覧の最大の額
PHEV80万円5万円85万円
普通のEV(参考)125万円5万円130万円
軽EV・小型EVなど(参考)55万円3万円58万円

メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車は、算定した額に0.8をかけた額になります。

PHEVの補助金の対象車の例

次世代自動車振興センターの一覧(令和8年10月13日現在)から、PHEVの対象車の例を抜き出しました。

メーカー・車名・グレード令和8年12月31日までの登録令和9年1月1日以降の登録
トヨタ プリウス Z85万円85万円
三菱 アウトランダー P(5人乗り)84万円84万円

上の2車種の処分制限期間(補助金を受けた後に持ち続ける期間)は、どちらも4年です。

前の年度に80万円以上だったPHEVには、令和8年12月31日までの経過措置があります。そのため一部の車種は、令和9年1月1日以降の登録で額が下がります。

PHVと書かれていても同じ補助金

国の資料や税の制度では、PHEVを「PHV」と書くこともあります。CEV補助金のPHVも、PHEVと同じものを指しています。

PHEVの仕組みそのものはPHEVとはで詳しく紹介しています。

PHEVと電気自動車を比べると|受け取る額と払う額

ここが大事なところです

補助金の額だけを見るとEVのほうが多く見えます。でも、PHEVはガソリンでも走れる分、払うお金の中身が違います。受け取る額と払う額を並べて比べると、自分に合う方が見えやすくなります。

『補助金が多いなら、EVのほうが得なのかな』と感じた方もいるかもしれませんね。

ただ、車にかかるお金は補助金だけではありません。ここでは、受け取る額と払う額を、決まっていることだけで並べてみます。

PHEVと電気自動車を、受け取る額と払う額に分けて比べた図解
お金の種類PHEV電気自動車(普通車)
受け取る:国の補助金(一覧の最大)85万円130万円
受け取る:東京都の補助(令和8年7月1日以降の登録・最大)115万円130万円
払う:毎年の自動車税エンジンの総排気量の区分で決まる年25,000円(令和元年10月1日以後の初回登録)
払う:登録の翌年度の自動車税グリーン化特例で概ね75%軽減グリーン化特例で概ね75%軽減
払う:新車の時の重量税全額免除全額免除
払う:走るためのエネルギー電気とガソリン電気

グリーン化特例は、登録の翌年度の1年度分だけの軽減です。

燃料代はどう比べる?

燃料代は、走る距離と、電気とガソリンの使い分けで変わります。

電気代の目安単価は31円/kWh(税込)とされています(家電公取協の目安)。レギュラーガソリンの全国平均は、2026年10月5日の調査で170円/Lでした(資源エネルギー庁)。

PHEVは、自宅で充電して近場を電気で走り、遠出ではガソリンも使う、という使い方ができます。どちらが安くなるかは、ふだんの走り方と、メーカー公式の電費・燃費の値で、自分の場合を計算してみてください。

「平日の通勤くらいなら、電気だけで走れるのかな?」

「毎日の距離と、メーカー公式の値を並べてみれば分かりやすいよ」

税の今後の見直し

令和10年5月1日以後の車検から、自家用のEVとPHVに、車両重量に応じた重量税の上乗せ(特例加算)を課す方針が決まっています。PHVの税率はEVの2分の1が目安とされ、具体的な税率は令和9年度の税制改正で決める予定です。

PHEVとEV、補助金で迷った時の考え方

補助金の額の差だけで決めると、使い方に合わない車を選んでしまうこともあります。

ふだんの使い方候補にしやすい車
自宅で充電できるが、遠出も多いPHEV
充電できる場所が少ない地域へよく出かけるPHEV
電気が少なくなってもガソリンで走れる安心がほしいPHEV
自宅で充電でき、ふだんは近場中心EV
ガソリンスタンドに寄る手間をなくしたいEV
国の補助金の額を重く見たいEV

例えば、平日は近所の買い物と送り迎えだけで、月に何度か高速道路で遠くの実家へ帰る、という使い方なら、PHEVも候補に入りやすいですよね!

どちらも良い選び方です。今の車に乗り続けたり、ハイブリッド車にしたりするのも、もちろん自然な選択ですよ!

EVとハイブリッド車の違いもあわせて知りたい方は、電気自動車とハイブリッド車の違いをどうぞ。

PHEVの補助金の条件|対象になる車と買い方

先に結論

PHEVの補助金の条件は、電気自動車と同じです。センターが承認した車種を、新車で自家用として登録した場合が対象で、中古車や事業用の車は対象外です。

『PHEVだけの特別な条件はあるの?』と思いますよね。

条件の考え方は電気自動車と同じです。次のチェックで、自分の買い方が当てはまるか見てみてください。

PHEVが国の補助金の対象になる条件を5つにまとめた図解
PHEVの補助金の条件チェック
  • 買うグレードが補助対象車両一覧に載っている
  • 新車で、自家用として登録する
  • 申請者・所有者・車検証の使用者を同じ人にする
  • メーカーの新車保証がついている
  • 手形での支払いにしない
  • 4年は持ち続ける予定がある

ローンやクレジットで買う場合も対象です。リースの場合は、リースを受ける人が申請者になります。

申請は登録の後

申請は、車の登録と代金の支払い手続きが済んでから行います。登録日までに支払い手続きが済んでいれば登録日から1か月、後なら翌々月末日までが期限です(令和8年5月1日以降の登録分)。

手続きの代行は、原則として車を買った販売店が行います。申請から交付決定までは、概ね3〜4か月かかる見込みです。

販売店では、例えばこんなふうに聞いておくと安心です。

「このPHEVを年明けに登録すると、補助金の額は変わりますか?」

「このグレードは年明けでも同じ額です。ただ、予算の状況は早めに確認しておきましょう」

自治体の助成金も一緒に使える

国のCEV補助金は、地方公共団体の補助金と重複して申請できます。PHEVの助成金を出している自治体もあるので、住んでいる都道府県と市区町村の公式ページを見てみてください。

例えば東京都では、令和8年7月1日以降の登録分から、PHEVの最大の額が85万円から115万円に引き上げられました。

東京都の補助の内訳

東京都の補助は、いくつかの額を足し合わせる仕組みです。令和8年7月1日以降に登録したPHEVの場合、主な内訳は次のとおりです。

内訳額
ベースの額20万円(4月から6月の登録は10万円)
給電機能がある場合10万円を上乗せ
再生可能エネルギーの電力メニューの契約、または太陽光発電の設置15万円を上乗せ
V2H・V2Bを対で設置10万円を上乗せ
メーカーごとの上乗せ最大60万円

メーカーごとの上乗せは、メーカーによって額が違います。自分の車がいくらになるかは、都の最新の案内で確かめてみてください。

PHEVの補助金についての知恵袋によくある相談

先に結論

「納車後どれくらいで振り込まれる?」「新古車は対象?」「東京都の補助は東京に住んでいることが前提?」という相談がよく読まれています。

ここでは、PHEVの補助金について多く読まれている相談を要約して紹介します。

相談1「納車からどれくらいで補助金が振り込まれる?」

納車からしばらくたつのに、まだ補助金が振り込まれない、という相談です。

国のCEV補助金は、申請書類が届いてから交付決定まで、概ね3〜4か月かかる見込みとされています。書類に不備があれば、さらに時間がかかります。

進み具合は、センターの公式ページの「審査状況確認」で、車の登録番号を入れると確かめられます。

相談2「PHEVの新古車は、補助金の対象になる?」

新車という条件なら、登録済み未使用車(いわゆる新古車)は対象になるのか、という相談です。

公式に書かれているのは「新車新規登録(新車新規検査届出)・自家用のみ」「中古車は対象外」というところまでで、「新古車」を名指しした可否は見つかりませんでした。

すでに誰かの名義で登録された車は、自分の名義での新車新規登録にはなりません。契約前に販売店とセンターに確かめておきましょう。

相談3「東京都の補助を受けるには、東京に住んでいることが前提?」

国のPHEV補助金とは別に、東京都の補助も受けたい場合、都内に住んでいる必要があるのか、という相談です。

個人の場合、東京都内に住所があることが条件です。車検証の使用の本拠の位置も都内であることが求められます。

都の申請期限は、初度登録日から1年以内です。詳しくは東京都の電気自動車の補助金で紹介しています。

相談4「年度の終わりに登録すると、補助金は厳しい?」

年度末の登録だと、補助金が受けられないのでは、と心配する相談です。

2026年度に受け付けている国の制度では、対象になる登録の期間が令和7年12月16日から令和9年2月1日までです。年度の区切りより、この期間と予算の残りを見るのがポイントです。

受付終了の見込みは「令和8年12月上旬から12月下旬目処」と公表されています。見込みなので前後することもあり、登録が済んだら早めに申請しておきましょう。

PHEVへの乗り換えで、今の車を手放す時は

先に結論

PHEVへの乗り換えでは、補助金に加えて、今の車を手放して入るお金で実際の負担が変わります。

今の車を手放してPHEVにする時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。先に今の車の相場を知っておくと、下取りの見積もりと比べやすく、判断しやすくなりますよ。

下取りの車の入庫が新しい車の登録日より後になると、補助金の申請期限は登録日の翌々月末日までになります。

電気自動車の補助金全体の仕組みは電気自動車の補助金(CEV補助金)とは、対象車と金額の一覧は電気自動車の補助金の対象車と金額、EVの基本は電気自動車(EV)とはでまとめています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。

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よくある質問

PHEVの補助金はいくらですか?

国のCEV補助金では、一覧に載っているPHEVの最大の額は85万円です(令和8年4月1日以降の登録分)。額は車種とグレード、登録日で決まります。

EVとPHEVでは、補助金はどちらが多いですか?

一覧の最大の額は、普通のEVが130万円、PHEVが85万円です。ただし毎年の税金や燃料代の中身も違うので、受け取る額と払う額をあわせて比べてみてください。

2022年や2023年のPHEV補助金の額は、今も同じですか?

補助金は年度ごとに額も対象車も変わります。2021年・2022年・2023年など過去の年度の制度は終わっているので、今年度の一覧で確かめてください。

中古のPHEVは補助金の対象になりますか?

国のCEV補助金は新車新規登録した自家用の車が対象で、中古車は対象外です。

まとめ

この記事の要点
  • PHEVも国のCEV補助金の対象。一覧の最大の額は85万円
  • 一部のPHEVは令和9年1月1日以降の登録で額が下がる
  • 補助金だけでなく、税と燃料も含めて受け取る額と払う額で比べる
  • 条件は電気自動車と同じ。新車・自家用・承認車種が対象
  • 東京都は令和8年7月1日以降の登録分からPHEVの最大が115万円
  • 申請前に、センターと自治体の公式ページで最新の内容を確かめる
電気自動車ガイド

電気自動車ガイド 編集部

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