電気自動車の補助金一覧|対象車と金額、上限と額が決まる仕組み

並んだ電気自動車のシルエットと一覧表の書類で、電気自動車の補助金の対象車と金額を紹介する記事タイトル

当サイトは経済産業省・国土交通省など公的機関の公開情報と自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。補助金・税制・車両の価格や性能は年度や時期で変わるため、申請や購入の前に各制度の公式ページとメーカーの公式情報で最新の内容を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。

電気自動車を選び始めると、『この車だと補助金はいくら出るの?』が気になりますよね。

結論から言うと、国のCEV補助金の額は車種とグレードごとに決まっていて、次世代自動車振興センターが公表している電気自動車の補助金一覧で確かめられます。

この記事では、一覧の見方と対象車の条件、そして同じEVでも額に差がつく理由を、2026年10月時点の公表内容でお伝えしますね。

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目次

電気自動車の補助金一覧はどこで見る?見方の基本

先に結論

国のCEV補助金の対象車と金額は、次世代自動車振興センターの「銘柄ごとの補助金交付額」の一覧で公表されています。対象の車種は随時更新されるので、契約前に最新の一覧を見るのがいちばん確実です。

『EV補助金の一覧って、販売店の資料を見ればいいの?』と思う方も多いはずです。

もちろん販売店でも教えてもらえます。ただ、額の根拠になるのはセンターが公表している一覧なんです。

一覧に載っている主な項目

一覧はメーカー・車名・グレードごとに1行ずつ並んでいて、次のような項目が書かれています。

一覧の項目見るポイント
メーカー名・車名・グレード同じ車名でもグレードで額が違うことがある
類別や車台番号の条件同じグレードでも、類別や車台番号で対象が分かれることがある
補助金の交付額登録日の期間ごとに分けて書かれている
処分制限期間補助金を受けた後に持ち続ける期間(自家用車は4年)
電気自動車の補助金一覧で自分の車の額を確かめる順番を5ステップで示した図解

登録日によって見る列が変わる

2026年10月時点の一覧(令和8年4月1日以降の登録分)は、さらに「令和8年12月31日までの登録」と「令和9年1月1日以降の登録」で額が分かれています。

これは、前の年度に高い額だった一部の普通EVとPHEVに、令和8年12月31日までの経過措置があるためです。経過措置が終わると、一部の車種は額が下がります。

よくある失敗

契約日を基準に額を見てしまうケースがあります。補助額の区切りは、契約日ではなく車の登録(届出)日です。納車が年をまたぐと額が変わる車種もあるので、登録の予定日を販売店に確かめておきましょう。

EV補助金の対象車になる条件は?

先に結論

対象車になるのは、センターが承認した車種を、新車で自家用として登録した場合です。中古車、事業用の車、新車保証がない車などは対象外です。

『一覧に載っている車なら、どんな買い方でも対象になるの?』と気になりますよね。

実は、車種が一覧に載っていても、買い方や登録の仕方で対象外になることがあります。EV補助金の条件を、車と申請者に分けて見てみましょう。

車の条件

条件対象対象外
車種センターが承認した車種一覧にない車種
新車か中古か新車新規登録(届出)した車中古車、日本で新規登録になる中古の輸入車
用途車検証が自家用車検証が事業用
保証メーカーの新車保証がある新車保証がない車
過去の交付初めての交付すでに交付を受けた車両

対象の種類は電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池車(FCV)、超小型モビリティ、ミニカーなどです。

申請する人の条件

申請できるのは、対象車を買う個人と、法人・地方公共団体です。

申請者・所有者・車検証の使用者が同じであることが条件になります。親子や夫婦で所有者と使用者を分ける登録は申請できません。

ローンやリースで買う時の条件

ローンやクレジットで買う場合も対象です。所有権が販売店やローン会社に残る「所有権留保」の形でも申請できます。

リースの場合は、リースを受ける人が申請者になります。リース契約の期間は処分制限期間以上にする必要があり、短いと補助金は交付されません。

『月々払いにしたら補助金はもらえないのかな』と心配な方も、まずは契約の形を販売店に確かめてみてください。

契約前に確かめたいEV補助金の条件
  • 買う車種とグレードが最新の一覧に載っている
  • 新車で、自家用として登録する
  • 申請者・所有者・使用者を同じ人にする
  • 手形での支払いにしない
  • 自家用車なら4年は持ち続ける予定がある

申請の手順や書類は電気自動車の補助金の申請方法でまとめています。

補助金の金額の上限は?同じEVでも額が違う理由

先に結論

一覧に載っている最大の額は、普通のEVで130万円、軽EV・小型EVなどで58万円、PHEVで85万円、FCVで150万円です(令和8年4月1日以降の登録分)。

『EVなら、どれも130万円もらえるんじゃないの?』という声もよく聞きます。

130万円は、普通のEVの中でいちばん高い額です。車の区分ごとに最高額が違い、同じ区分でも車種によって額は下がります。

基本の額と加算額

補助金の金額は「基本の額」に「加算額」を足して決まります。

車の区分基本の額の最高加算額の最大一覧の最大の額
普通のEV125万円5万円130万円
軽EV・小型EVなど55万円3万円58万円
PHEV80万円5万円85万円
FCV145万円5万円150万円

加算額は、環境への負荷を減らす鋼材の導入など、メーカーごとの取り組みで決まる部分です。

普通のEVの基本の額は7段階

普通のEVの基本の額は、評価の点数に応じて125万円・95万円・65万円・45万円・35万円・25万円・15万円の7段階に分かれています。

いちばん上の125万円は、130点以上の車です。同じ「普通のEV」でも、点数によって額が大きく変わるんですね。

軽EV・PHEV・FCVは区分ごとに比べる

補助金の額を比べる時は、同じ区分の中で比べるのが基本です。

軽EVの最大は58万円なので、普通のEVの額と並べると低く見えますよね。でも、区分ごとに最高額が違うので、軽EVどうし、PHEVどうしで見たほうが実態に近くなります。

比べたい時見る区分
普通車サイズのEVで迷っている普通のEV(最大130万円)
軽自動車のEVで迷っている軽EV・小型EVなど(最大58万円)
充電もガソリンも使える車で迷っているPHEV(最大85万円)
水素で走る車を考えているFCV(最大150万円)
価格の高い車の扱い

メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車は、基本の額と加算額の合計に0.8をかけた額になります。

同じEVでも補助金の額が違うのはなぜ?

ここが大事なところです

国のCEV補助金は、車の性能だけでなく、メーカーの充電インフラへの貢献や供給の安定性なども点数にして額を決めています。だから「走れる距離が長い車ほど額が高い」とは限りません。

『同じくらいの大きさのEVなのに、補助金の額がこんなに違うのはどうして?』と不思議に思いますよね。

この仕組みは令和6年度から入ったもので、200点満点の評価で額が決まります。

同じ電気自動車でも補助金の額が違う理由を、車の性能とメーカーの取り組みに分けて示した図解

評価の項目と配点

評価の項目配点何を見ているか(読み方)
車両性能20点電費、一充電走行距離、外部給電機能など
充電インフラ整備への貢献40点充電できる場所を増やす取り組み
供給の安定性・サイバーセキュリティへの対応100点部品や電池を安定して届けられるか、安全対策
整備の体制・整備人材の育成25点買った後に整備を受けられる体制
ライフサイクル全体での持続可能性の確保10点作る時から使い終わるまでの環境への配慮
自動車の活用を通じた他分野への貢献5点災害時の電源など車以外での役立ち方

車の性能そのものの配点は20点です。いちばん大きいのは供給の安定性やサイバーセキュリティへの対応で、100点あります。

額の差がつく要素を分けてみると

額に差がつく理由を、買う側から見て分かりやすく分けると、次のようになります。

差がつく要素中身買う側が確かめる方法
車の区分普通EV・軽EV等・PHEV・FCVで最高額が違う車検証の区分、販売店の説明
メーカーの取り組みの点数充電インフラ・供給の安定性・整備体制など一覧の額そのものを見る
加算額メーカーごとの鋼材の取り組み一覧の額に含まれている
車両価格税抜840万円以上は0.8倍メーカー希望小売価格
登録日経過措置の有無で額が変わる車種がある一覧の登録日ごとの列

点数の内訳を車種ごとに一つずつ追うより、一覧の額を直接見るのが早いですよ!

電気自動車の補助金の対象車種と金額の例

先に結論

次世代自動車振興センターの一覧(令和8年10月13日現在)から、主な対象車の補助金の金額を抜き出しました。同じメーカーでも、車種と登録日で額が変わります。

ここでは、一覧に載っている主な車種を、登録日ごとの額で並べました。価格や性能はここでは扱わず、補助金の額だけを見ていきますね。

普通のEV

メーカー・車名・グレード令和8年12月31日までの登録令和9年1月1日以降の登録
トヨタ bZ4X Z(FWD)130万円130万円
日産 リーフ B7 X129万円100万円
日産 リーフ B5 S129万円100万円
日産 アリア B6129万円100万円
スバル SOLTERRA ET-SS(類別0001)129万円129万円
スズキ e ビターラ X127万円98万円
テスラ モデルY RWD(類別0003)127万円127万円
ヒョンデ IONIQ 5 Voyage87万円47万円
BYD ATTO 3(類別0012以外)15万円15万円

軽EV・小型EVなど

メーカー・車名・グレード令和8年12月31日までの登録令和9年1月1日以降の登録
日産 サクラ X58万円58万円
ホンダ N-ONE e: e:G58万円58万円
三菱 eKクロス EV G(車台番号0200000以降)57.4万円57.4万円
ヒョンデ INSTER Casual47万円47万円

PHEV・FCV

区分メーカー・車名・グレード令和8年12月31日までの登録令和9年1月1日以降の登録
PHEVトヨタ プリウス Z85万円85万円
PHEV三菱 アウトランダー P(5人乗り)84万円84万円
FCVトヨタ MIRAI G150万円150万円

上の車種の処分制限期間は、いずれも4年です。

処分制限期間は、補助金を受けた車を持ち続ける期間です。この間に売ったり手放したりする時は、事前にセンターの承認を受けて、補助金の一部を返す必要があります。詳しくは補助金をもらった電気自動車を売る時の注意で紹介しています。

トヨタや三菱のEV補助金を見る時のポイント

トヨタの電気自動車の補助金を調べる方は多いのですが、上の例では、EV・PHEV・FCVのどれも一覧の区分ごとの最大の額でした。

三菱は、軽EVとPHEVの両方が一覧に載っています。軽EVの額の考え方は軽の電気自動車の補助金、PHEVはPHEVの補助金で詳しく紹介しています。

メーカーごとのラインナップはトヨタの電気自動車など、メーカー別の記事も参考にしてみてください。

一覧は随時更新されます

ここで紹介した額は令和8年10月13日現在の一覧の値です。対象車種の追加や額の変更があるので、申請前に公式の一覧で最新の内容を確かめてください。

一覧にない車を検討している時は

気になる車が一覧に見当たらない時は、まだ承認されていないか、グレードや類別の書き方が違うだけかもしれません。

対象車種は随時更新されます。契約の前に、販売店に「このグレードは補助対象車両一覧に載っていますか」と聞いておくと確実です。

例えば、こんなやりとりです。

「このグレードは、国の補助金の一覧に載っていますか?」

「載っています。ただ、登録が年明けになると額が変わるので、登録日の予定も一緒に確認しましょう」

電気自動車の補助金一覧についての知恵袋によくある相談

先に結論

「予算が足りなくならない?」「車種ごとの額はいくら?」「県ごとに違う?」という相談がよく読まれています。額は一覧、受付の状況はセンターのお知らせ、県の上乗せは県のページで確かめるのが答えです。

ここでは、補助金の対象車や金額について多く読まれている相談を要約して紹介します。

相談1「補助金の額は大きいのに、国の予算は足りるの?」

補助額が大きいのに、国の予算はそれほど多くないと聞いて心配、という相談です。

2026年度に受け付けている令和7年度補正のCEV補助金は、予算規模が約1,100億円と公表されています。申請書は到着順に受け付けられ、予算に達すると、達した日の前日(営業日)で受付が終わる仕組みです。

受付終了の見込みは「令和8年12月上旬から12月下旬目処」と公表されています(令和8年10月9日公表)。見込みなので前後することもあり、気になる方は早めに登録の予定を確かめておきましょう。

相談2「この車種とこの車種、それぞれ補助金はいくら?」

同じメーカーの複数の車種について、それぞれの額と、どこに振り込まれるのかを知りたい、という相談です。

額は、上で紹介した一覧で車種・グレードごとに確かめられます。例えば日産なら、リーフやアリアは令和8年12月31日までの登録なら129万円、令和9年1月1日以降は100万円です。軽EVのサクラは、どちらの期間も58万円です。

振込先は、申請書に書いた申請者本人名義の口座です。信用金庫や信用組合の口座も使えます。

相談3「補助金は最大でどれくらい?県によって違う?」

今出ている補助金の最大の額と、県で違いがあるのかを知りたい、という相談です。

国の額は全国共通で、普通のEVなら一覧の最大は130万円です。県や市区町村の補助は、地域によってあったりなかったりします。

例えば東京都は、令和8年7月1日以降の登録分からEVで最大130万円の独自の補助があります。一方で埼玉県のように、令和8年度は県の補助の実施予定がないところもあります。

相談4「今年度も、この車は補助金の対象?」

前の年度に対象だった車が、今年度も対象なのかを知りたい、という相談です。

答えは、今年度の一覧に載っているかどうかで決まります。例えばトヨタのbZ4X Z(FWD)は、令和8年10月13日現在の一覧で、令和8年12月31日までの登録も令和9年1月1日以降の登録も130万円です。

前の年度の額や対象をそのまま当てはめず、自分の登録予定日の列を見てみてください。

乗り換えで今の車を手放す時に考えておきたいこと

先に結論

補助金の額が分かったら、次は今の車をどうするかです。手放して入るお金で、乗り換えの実際の負担が変わります。

『補助金の額は分かったけど、結局いくら払うことになるんだろう』と思いますよね。

EVへの乗り換えで今の車を手放す時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。先に今の車の相場を知っておくと、下取りの見積もりと比べやすく、判断しやすくなりますよ。

「今の車は、下取りにするかどうかまだ決めていなくて」

「大丈夫です。新しい車の登録日と、今の車を渡す日だけ先に合わせておきましょう」

乗り換えの見積もりで確かめること
  • 補助金を差し引く前の支払額
  • 国と自治体の補助金の額(登録日の列で見る)
  • 今の車の下取りの見積もり額
  • 今の車を売る場合の査定額
  • 下取りの車を渡す日と、新しい車の登録日

下取りの車の入庫が登録日より後になると、補助金の申請期限は登録日の翌々月末日までになります。日程は販売店と早めにすり合わせておくと安心です!

今乗っている車が、以前に補助金を受けたEVやPHEVという方もいますよね。保有期間の途中で下取りに出して新しい補助対象車を買う場合は、下取りに出した車の返納が終わるまで、新しい車の補助金は交付されません。

電気自動車の補助金全体の仕組みは電気自動車の補助金(CEV補助金)とは、EVそのものの基本は電気自動車(EV)とはでまとめています。

新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく

新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。

『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。

手放し方の選択肢

今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。

納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。

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よくある質問

電気自動車の補助金の対象車はどこで確かめられますか?

次世代自動車振興センターが公表している「銘柄ごとの補助金交付額」の一覧で確かめられます。対象車種は随時更新されます。

EV補助金の金額はいくらですか?

車種・グレードと登録日で決まります。令和8年4月1日以降の登録分の一覧では、最大の額は普通のEVで130万円、軽EVなどで58万円、PHEVで85万円、FCVで150万円です。

同じ車種でも補助金の額が変わることはありますか?

あります。一部の普通EVとPHEVは、令和9年1月1日以降の登録で額が下がります。グレードや類別、車台番号で対象が分かれる車種もあります。

トヨタの電気自動車は補助金の対象ですか?

令和8年10月13日現在の一覧では、例えばbZ4X Z(FWD)が130万円、PHEVのプリウス Zが85万円、FCVのMIRAI Gが150万円です。グレードごとに一覧で確かめてください。

中古車は補助金の対象車になりますか?

国のCEV補助金は新車新規登録した自家用の車が対象で、中古車は対象外です。

まとめ

この記事の要点
  • 電気自動車の補助金一覧は、次世代自動車振興センターの「銘柄ごとの補助金交付額」で確かめる
  • 対象は承認車種を新車・自家用で登録した場合。中古車や事業用は対象外
  • 一覧の最大の額は普通EV130万円・軽EV等58万円・PHEV85万円・FCV150万円
  • 額はメーカーの取り組みも含めた200点満点の評価で決まり、性能の配点は20点
  • 一部の車種は令和9年1月1日以降の登録で額が下がる。登録日の列で見る
  • 申請前に公式の一覧で最新の内容を確かめる
電気自動車ガイド

電気自動車ガイド 編集部

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