当サイトは経済産業省・国土交通省など公的機関の公開情報と自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。補助金・税制・車両の価格や性能は年度や時期で変わるため、申請や購入の前に各制度の公式ページとメーカーの公式情報で最新の内容を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
『電気自動車の重量税は無料って聞いたけど、ずっとタダなの?』と気になっていませんか。
結論から言うと、電気自動車の重量税は、新車登録の時と最初の継続車検の時の2回が免税です。2回目の継続車検(新車から5年後)からは、原則として本来の税率で払うことになります(2026年10月時点の制度)。
ここでは、車検の時期ごとに重量税がどう変わるかと、これからの見直しを順番に見ていきます。
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電気自動車の重量税は、何回目まで免税?
エコカー減税で、電気自動車・燃料電池自動車・PHVは新車新規検査の時の重量税が全額免除になります。さらに条件を満たせば、最初の継続検査(初回の車検)も免除されます。
『重量税ってそもそも何?』という方もいるはずです。重量税は、車の重さに応じて、新車登録の時と車検のたびに納める税なんです。
国税庁のパンフレット(2026年4月改訂)では、電気自動車等は次のように扱われています。
| 場面 | 重量税の扱い | 条件 |
|---|---|---|
| 新車新規検査(新車登録の時) | 全額免除 | エコカー減税の適用期間中に新車登録すること |
| 最初の継続検査(初回車検) | 免除 | 前の車検証の満了日から15日を過ぎる日までに新しい車検証の交付を受ける。構造の変更がない |
| 2回目以降の継続検査 | 原則として本則税率 | 今のエコカー減税の要件を満たす車に本則税率 |
エコカー減税の適用期間は、2026年5月1日から2028年4月30日までです。この期間中に新車新規登録した場合に、1回限りで使えます。
国土交通省の資料でも、電気自動車等は「免税(2回)」と書かれています。
新車登録から5年後の車検まで、時期ごとの重量税
重量税は「いつの車検か」で扱いが変わります。新車の時から順に並べると、いつ払うことになるかがひと目で分かります。
『結局、何年目の車検で払うの?』という疑問は、時間の順に並べるとすっきりしますよね。
自家用乗用車の車検証の有効期間は、初回3年、2回目以降は2年です。これに重量税の扱いを重ねたのが、次の表です。
| 時期 | 車検の種類 | 重量税(電気自動車等) | 確かめること |
|---|---|---|---|
| 新車登録の時 | 新車新規検査 | 全額免除 | 登録日がエコカー減税の期間に入るか |
| 登録から3年後 | 1回目の継続車検 | 免除 | 満了日から15日を過ぎる前に車検を終える |
| 登録から5年後 | 2回目の継続車検 | 原則として本則税率で納める | 車ごとの額を照会サービスで確認 |
| 2028年5月1日以後の車検 | 継続車検 | 重さに応じた上乗せが加わる方針 | 2027年度の税制改正で税率が決まる |

初回車検の免除で気をつけたいこと
最初の継続車検の免除には、期限の条件があります。
前の車検証の有効期間が満了する日から数えて、15日を過ぎる日までに新しい車検証の交付を受けることが条件です。また、車の構造などを変えていないことも条件になっています。
車検の期限をうっかり過ぎてしまうと、免除の条件から外れることがあります。車検は満了日の2か月前から受けても、残りの有効期間が失われないので、早めに予約しておくと安心です。
5年後からの車検の額はどう調べる?
2回目の継続車検(新車から5年後)からは、原則として本則税率です。国交省の資料では、登録乗用車の本則税率は0.5トンあたり2,500円(年額換算の目安)とされています。
ただ、実際の額は車の重さで変わります。自分の車の次の車検でいくらかかるかは、国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で車ごとに確かめるのが確実です。
『EVは重いから、重量税も高くなるのでは?』と心配な方も、このサービスで具体的な額が見られますよ。
車検の見積もりで重量税を見つけるには
重量税は、車検の見積もりの「法定費用」の中に入っています。整備工場や販売店に払う整備代とは別の欄なんです。
| 見積もりの欄 | 中身 | EVの初回車検 |
|---|---|---|
| 重量税 | 国に納める税 | 条件を満たせば免除 |
| 自賠責保険料 | 法律で入る保険の保険料 | EVでもガソリン車と同じ区分 |
| 検査の手数料(印紙代など) | 国に納める手数料 | ガソリン車と同じ |
| 点検・整備の費用 | 整備工場に払う作業代・部品代 | 車の状態と依頼先で変わる |
初回の車検で重量税の欄が0円になっていれば、免除が反映されています。もし額が書かれていたら、免除の条件に当てはまるかを見積もりの段階で聞いてみてください。
例えば、こんなふうに確認するとスムーズです。
「この車は新車の時に重量税が免税だったんですが、今回の車検も免除になりますか?」
「初回の継続車検なので免除になりますね。満了日の前に終われば大丈夫です」
PHEVの重量税はEVと同じ?
PHVも、新車新規検査の時の重量税は全額免除です。国税庁のパンフレットでは、電気自動車(燃料電池自動車を含む)・PHV・天然ガス自動車が同じ扱いとして並んでいます。
『PHEVはエンジンもあるから、重量税は普通にかかるの?』と思っている方もいるかもしれませんね。
重量税については、PHVもEVと同じく新車の時に免除になります。毎年の自動車税はエンジンの排気量で決まるので、ここはEVと違うところです。
- 新車新規検査の時の重量税は全額免除
- グリーン化特例(新車翌年度の自動車税の軽減)の対象
- 2028年5月以後の上乗せの対象になる方針
- 毎年の自動車税は、PHVはエンジンの排気量で決まる
- 2028年5月以後の上乗せは、PHVはEVの2分の1が目安
- 車検で見る項目は、PHVにはエンジン周りもある
PHVの補助金や選び方は、PHEVとはで詳しく紹介しています。
2028年5月からの重量税の見直しで、何が変わる?
2026年度の税制改正の大綱で、自家用乗用のEV・PHVに、車両重量に応じた負担を車検時に上乗せする方針が示されました。施行は2028年5月1日の予定で、税率は2027年度の改正で決めます。
『EVの重量税が上がるって、もう決まったの?』と不安になりますよね。
決まったのは仕組みの方針で、具体的な額はまだ決まっていません。大綱に書かれている内容を表にすると、次のようになります。
| 項目 | 大綱で示された方針 |
|---|---|
| 対象 | 自家用の乗用車のうちEV・PHV |
| 始まる時期 | 2028年5月1日以後に受ける車検から |
| 新車の扱い | 新車の新規検査分は上乗せを免除 |
| すでに持っている車 | 施行日以後最初の継続車検分は免除(経過措置) |
| 税率 | 2027年度の改正で検討。平均より重いEVには応分の負担、軽いEVには過度な負担にならないよう配慮 |
| PHV | EVの税率の2分の1が目安 |
| エコカー減税 | 上乗せ分には使えない |
この上乗せは「車の重さ」に応じた負担で、走行距離に応じた課税ではありません。大綱の抜粋にも、走行距離課税の記載はありません。
すでにEVに乗っている人はどうなる?
『今乗っているEVにも、上乗せがかかるの?』と気になる方も多いはずです。
大綱では、すでに販売された車は、施行日以後最初の継続車検分を免除する経過措置が書かれています。つまり、2028年5月1日以後に初めて受ける車検では上乗せがかからず、その次の車検から対象になる、という方針です。
| 車の状態 | 2028年5月1日以後の最初の車検 | その次の車検 |
|---|---|---|
| すでに持っているEV・PHV | 上乗せは免除 | 上乗せの対象になる方針 |
| 2028年5月以後に新車で買うEV・PHV | 新車の新規検査分は免除 | 継続車検から対象になる方針 |
ただ、どれくらいの額になるかは、2027年度の税制改正で決まるまで分かりません。決まった内容は、国土交通省や国税庁の公表で確かめてください。
税金全体の見直しは、電気自動車の税金と減税で自動車税と合わせて説明しています。
電気自動車の重量税について、知恵袋によくある相談
知恵袋では「13年を超えても重量税は安い?」「なぜ重量税は免税で自動車税はかかる?」「中古で買ったEVの重量税は?」という相談がよく読まれています。
ここでは、電気自動車の重量税について多く読まれている相談を要約して紹介します。
「EVは新車登録から13年を超えても、重量税は減税される?」
ガソリン車は古くなると重量税が重くなるので、EVはどうなのかという相談です。
EVの重量税の免除は、新車の時と最初の継続車検の2回です。2回目の継続車検からは原則として本則税率になるので、13年を超えたかどうかで免税が続くわけではありません。具体的な額は照会サービスで確かめてみてください。
「重量税は免税なのに、自動車税はなぜかかるの?」
同じ環境にやさしい車なのに、扱いが違うのはなぜ、という相談です。
重量税は国の税で、エコカー減税という仕組みで免除されています。一方、自動車税は都道府県の税で、EVは最低の区分で毎年かかる仕組みです。税の種類も、軽くする仕組みも別なんですね。
ちなみに、自動車税のほうも新車登録の翌年度だけはグリーン化特例で概ね75%軽くなります。毎年の額は電気自動車の自動車税はいくら?で確かめられます。
「2022年に新車登録された中古のEVを買う予定。重量税はどうなる?」
中古で買うEVの重量税が気になる、という相談です。
重量税の扱いは、その車が新車登録された時期の制度と、これまでに何回車検を受けたかで変わります。2022年登録の車なら、すでに初回の車検を迎えている可能性が高いので、次の車検の額は照会サービスで確認するのが確実です。
『中古なら重量税もタダだと思っていた』とならないよう、購入前に販売店へ次回の車検でかかる額を聞いておきましょう。
車検の時期は、今の車を手放すタイミングにもなる
車検の前は、今の車をこのまま乗り続けるか、乗り換えるかを考えやすい時期ですよね。
EVへの乗り換えなどで今の車を手放す時は、販売店の下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。先に今の車の相場を知っておくと、車検を通すか手放すかの判断がしやすくなります。
- 今の車の車検の満了日と、次の車検でかかる重量税の額
- 乗り換えるなら、新しいEVの登録日がエコカー減税の期間に入るか
- 今の車を売るのか、下取りに出すのか
- 普通車なら、車検が切れる前に名義変更まで終えられるか

車検の費用全体は電気自動車の車検費用で、法定費用と整備費用に分けて紹介しています。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
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よくある質問
電気自動車の重量税は無料ですか?
新車登録の時と最初の継続車検の時の2回は免税です。2回目の継続車検(新車から5年後)からは、原則として本則税率で納めます(2026年10月時点)。
重量税の免税を受けるための条件はありますか?
新車登録がエコカー減税の適用期間(2026年5月1日から2028年4月30日まで)に入ることが条件です。初回車検の免除は、前の車検証の満了日から15日を過ぎる日までに新しい車検証の交付を受け、構造の変更がないことが条件です。
PHEVの重量税も免税ですか?
PHVも新車新規検査の時の重量税は全額免除です。2028年5月から予定されている上乗せでは、PHVはEVの税率の2分の1が目安とされています。
2回目の継続車検からの重量税はいくらですか?
車の重さで変わるため、国土交通省の次回自動車重量税額照会サービスで車ごとに確認するのが確実です。
中古で買ったEVでも重量税は免除されますか?
中古で買った時の登録(中古車の新規登録)や継続車検では、原則として今のエコカー減税の要件を満たす車に本則税率がかかります。新車から数えて何回目の車検かでも扱いが変わるので、購入前に販売店へ次の車検の額を聞いておくと安心です。
まとめ
- 電気自動車の重量税は、新車の時と最初の継続車検の2回が免税
- 初回車検の免除は、満了日から15日を過ぎる前の車検証交付が条件
- 2回目の継続車検からは原則として本則税率。額は照会サービスで確認
- PHVも新車の重量税は全額免除
- 2028年5月以後の車検から、重さに応じた上乗せが加わる方針。税率は未定





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