当サイトは経済産業省・国土交通省など公的機関の公開情報と自動車メーカーの公式情報をもとに編集部が独自に執筆しています。補助金・税制・車両の価格や性能は年度や時期で変わるため、申請や購入の前に各制度の公式ページとメーカーの公式情報で最新の内容を確認してください。記事内には広告を含む場合があります。
仕事で軽バンを使っていて、次は電気自動車にしようか考えている。でも『ダイハツの電気自動車って、もう出ているの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ダイハツの電気自動車は2026年2月2日に発売された軽商用バンのe-ハイゼット カーゴとe-アトレーです。毎日決まったルートを走り、拠点で充電できる仕事なら、候補に入れやすい車です。
この記事では、2台の価格と航続距離、軽の商用で電気を選ぶ時の確認ポイント、補助金の注意点を紹介します。
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ダイハツの電気自動車は今どうなっている?まず結論
ダイハツが販売している電気自動車(BEV)は、2026年10月時点で軽商用バンのe-ハイゼット カーゴとe-アトレーです。軽乗用のBEVは、2026年10月時点で公式の発表は確認できませんでした。
e-ハイゼット カーゴとe-アトレーは、ダイハツ初の量産BEVとして2026年2月2日に発売されました。
発売の発表では、ダイハツ・スズキ・トヨタの3社で共同開発したBEVのシステム「e-SMART ELECTRIC」も紹介されています。
| 車の種類 | ダイハツの状況(2026年10月時点) |
|---|---|
| 軽商用バンのBEV | e-ハイゼット カーゴ、e-アトレーを販売中 |
| 軽乗用のBEV | 公式の発表は確認できず |
| ハイブリッド車・ガソリン車 | 販売中の車種は公式サイトで確認 |
『軽乗用の電気自動車がほしいなら、待つしかないの?』と思いますよね。今すぐ軽乗用のEVがほしい場合は、ほかのメーカーの軽EVも見てみてください。軽の電気自動車の選び方は軽の電気自動車で紹介しています。
e-ハイゼット カーゴとe-アトレーの価格と性能
価格は2026年2月2日のダイハツの発表によるメーカー希望小売価格(消費税込)です。一充電走行距離はWLTCモードの値で、荷物の量や気温、エアコンの使い方、走り方で実際の距離は変わります。
| 車種 | 価格(税込) | 一充電走行距離 | 電池 | 最大積載量 |
|---|---|---|---|---|
| e-ハイゼット カーゴ | 3,146,000円 | 257km | 36.6kWh | 350kg |
| e-アトレー RS | 3,465,000円 | 257km | 36.6kWh | 350kg |
電池は36.6kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池です。
2台の公式の価格の差は319,000円で、一充電走行距離と最大積載量は同じです。『どっちを選べばいいの?』と迷ったら、装備や内装の違いを販売店で見比べて、仕事にどこまで必要かで決めてみてください。
一充電走行距離は決められた試験の条件での値です。寒い日にエアコンを使う時や、荷物を多く積んだ日は短くなりやすいので、毎日のルートに余裕を持たせておくと安心です。
外に電気を出せる
2台とも、AC100Vで最大1,500Wの外部給電が標準で付いています。CHAdeMOの急速充電の差し込み口を使って、V2Hにも対応しています。
例えばこんな場面で役に立ちます。
「現場に電源がないけれど、電動工具を少し使いたい」
「停電の時に、照明や携帯電話の充電をしたい」
使える機器や時間は、電池の残りと機器の消費電力で変わります。仕事で使う前に、販売店で使い方を確かめておきましょう。

軽の商用で電気自動車を選ぶ時の確認表
ここが、この記事でいちばん大事なところです。
軽の商用バンをEVにするかどうかは、車の性能より「仕事の走り方」と「充電の場所」で決まります。次の表で、自分の仕事に当てはめてみてください。
| 確認すること | EVが合いやすい | ガソリン車・今の車が合いやすい |
|---|---|---|
| 1日に走る距離 | 毎日おおよそ決まっている | 日によって大きく変わる |
| 充電の場所 | 自宅や事業所で夜に充電できる | 充電できる場所がない |
| ルート | 市街地の配達など決まったルート | 長距離の移動や遠方の現場が多い |
| 停まる時間 | 昼休みなどに充電の時間を取れる | 休む時間がほとんどない |
| 電源の必要 | 現場で電気を使いたい | 特に必要ない |
- 1日に走るいちばん長い距離と、冬や荷物が多い日の余裕
- 事業所や自宅に200Vの充電設備を置けるか
- 補助金の対象になる使い方か(事業用ナンバーかどうか)
- 1台だけでなく、ガソリン車と組み合わせて使えるか

例えばこんな仕事なら
例えば、事業所を朝に出て市内の決まった配達先を回り、夕方に戻ってくる仕事です。夜に事業所で充電しておけば、外で充電する場面はほとんどありません。
一方で、日によって遠方の現場に向かう仕事はどうでしょう。
「今日は片道どれくらい?帰りまで電池はもつ?」
と毎朝考えるのが負担になるなら、ガソリン車のほうが仕事に集中しやすいはずです。
『いきなり全部をEVにするのは不安』という方も多いはずです。その場合は、決まったルートを走る1台だけを先にEVにして、使い勝手を確かめる方法もありますよ。仕事で使う車の選び方は軽バン・軽トラ・トラックの電気自動車で詳しく紹介しています。
仕事で使う時の充電と燃料代の目安
軽の商用EVは、充電の段取りが仕事の段取りそのものになります。ここでは、拠点での充電と燃料代の考え方を見ておきましょう。
充電は拠点での普通充電が基本
電気自動車の充電は、自宅や事業所での「基礎充電」が基本です。普通充電の設備は、200Vのコンセントやケーブル付きの充電設備が中心になります。
200Vのコンセントは100Vに比べて充電時間が半分で済みます。工事は電気工事士の資格を持つ人が行う決まりなので、車の契約と同じころに見積もりを取っておきましょう。
時間帯別の電気の契約なら、夜間の電気代は昼間の3割前後になるとする国の資料もあります(2017年の資料・契約によって違います)。夜に拠点で充電して、朝に出かける使い方と相性がいいんです。
燃料代の目安を計算してみる
e-ハイゼット カーゴの電費(1kmあたりの電力量)は、この記事で確かめた公式の資料には載っていませんでした。そこで、比べるための仮の値で計算してみます。
前提は、電気代が家電公取協の目安単価31円/kWh、ガソリンはレギュラーの全国平均170円/L(2026年10月5日調査)、1年に10,000km走る場合です。
| 車 | 計算の前提(仮の値) | 年間の燃料代の目安 |
|---|---|---|
| 軽商用のEV | 電費150Wh/km | 約4.7万円 |
| 軽商用のガソリン車 | 燃費15km/L | 約11.3万円 |
実際の電費や燃費は、荷物の量や走り方、季節で大きく変わります。外の急速充電を多く使う場合も、この計算どおりにはなりません。
補助金・税・耐用年数で気をつけたいこと
仕事で使う車だと、補助金や経費の扱いも気になりますよね。
国の補助金は「自家用」が条件
国のCEV補助金は、個人のほか法人も申請できます。ただし対象は新車で登録した自家用の車で、車検証の自家用・事業用の別が「事業用」の車は対象外です。
- 事業用(営業用)のナンバーで登録する車は、国のCEV補助金の対象外
- 補助金を受けた軽自動車には、新車登録から4年の保有期間がある
- 交付決定の後に自家用から事業用へ変える時は、変更の届出が必要
補助の額は車種とグレードで変わります。e-ハイゼット カーゴとe-アトレーの額は、次世代自動車振興センターの対象車一覧で確かめてください。2026年度の受付終了は「令和8年12月上旬〜12月下旬目処」と10月9日に公表されています(見込み)。
税と耐用年数
電気の軽貨物車は、2026年4月1日から2028年3月31日までに初めてナンバーを取ると、翌年度分の軽自動車税が概ね75%軽くなります(1年度分だけ)。
事業で使う車の減価償却では、軽自動車に当たる電気自動車は「小型車」として、耐用年数4年で扱われます(国税庁の通達)。経費の計上の仕方は、税理士や税務署に相談してみてください。
| 項目 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 車検の有効期間(軽貨物) | 初回2年、2回目以降2年 |
| 軽自動車税の軽減 | 初めてナンバーを取った翌年度に概ね75%軽減(1年度分) |
| 耐用年数 | 4年(軽自動車に当たるEVは「小型車」の扱い) |
よくある相談:ダイハツの電気自動車で迷う声
ネットの相談サイトに寄せられている声から、ダイハツの電気自動車にまつわるものを要約して紹介します。
相談1 マツダやダイハツ、スズキは電気自動車を作っているの?
ほかのメーカーに比べて、ダイハツなどは電気自動車を作っていないのでは、という相談です。
2026年10月時点では、ダイハツはe-ハイゼット カーゴとe-アトレーを発売しています。スズキも軽商用バンのe エブリイやSUVのe VITARAを発売し、マツダはPHEVのMX-30 ROTARY-EVを販売しています。
各社の今後の計画は、公式に発表されたものだけを見るのが確実です。電気自動車のこれからの見通しは、電気自動車の今後で紹介しています。
相談2 軽の電気自動車がいいなと思ったけど、価格が高い
軽の電気自動車に興味があるけれど、思ったより価格が高い、という相談です。
確かに、e-ハイゼット カーゴは3,146,000円で、ガソリンの軽バンより高く感じますよね。
比べる時は、車両価格だけでなく、補助金を引いた額、毎日の燃料代、エンジンオイルの交換がないことなどを合わせて見てみてください。自家用で登録するなら国の補助金の対象になりえます。走る距離が短い仕事なら、今のガソリン車に乗り続けるのも合理的です。
相談3 電気自動車の初期費用と維持費はどれくらい?
電気の軽自動車を手に入れる時の、最初にかかるお金と毎月かかるお金を知りたい、という相談です。
最初にかかるのは、車両価格と諸費用、それに拠点の充電設備の工事費です。そこから国や自治体の補助金を引いたものが、実際の初期費用になります。
『維持費は本当に安くなるの?』と気になりますよね。燃料代は上の計算のように抑えやすく、エンジンオイルの交換もありません。ただ、充電設備の工事費や電気の契約の見直しもあるので、見積もりをそろえてから比べてみてください。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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| サービス開始 | 2007年 |
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よくある質問
ダイハツの電気自動車は何がありますか?
2026年10月時点で、軽商用バンのe-ハイゼット カーゴとe-アトレーです。どちらも2026年2月2日に発売されたダイハツ初の量産BEVです。
e-ハイゼット カーゴの一充電走行距離はどれくらいですか?
ダイハツの発表では257km(WLTC)です。荷物の量や気温、エアコンの使い方、走り方で実際の距離は変わります。
ダイハツの軽乗用の電気自動車は出ますか?
2026年10月時点で、軽乗用のBEVの公式の発表は確認できませんでした。新しい情報はダイハツの公式ニュースリリースで確かめてください。
e-ハイゼット カーゴで電動工具などは使えますか?
AC100Vで最大1,500Wの外部給電が標準で付いています。使える機器や時間は電池の残りと機器の消費電力で変わるので、使う前に販売店で確かめておきましょう。
事業用のナンバーでも国の補助金はもらえますか?
国のCEV補助金は自家用の車が対象で、車検証の自家用・事業用の別が「事業用」の車は対象外です。自家用で登録する場合は、法人でも申請できます。
まとめ
ダイハツの電気自動車は、軽商用バンのe-ハイゼット カーゴとe-アトレーです。決まったルートを走り、拠点で充電できる仕事なら、使いやすさを感じやすい車です。
EVへの乗り換えなどで今の車を手放す時は、下取りだけでなく買取店に売る方法もあります。先に今の車の相場を知っておくと、見積もりを比べやすくなりますよ。ほかのメーカーの車も含めて比べるなら、国産の電気自動車一覧が便利です。
- ダイハツのBEVは2026年2月2日発売のe-ハイゼット カーゴとe-アトレー
- 一充電走行距離は257km、最大積載量350kg、1,500Wの外部給電付き
- 軽乗用のBEVは2026年10月時点で公式発表を確認できず
- 国の補助金は自家用が条件で、事業用ナンバーは対象外
- 今の車を手放す時は、下取りと買取店の額を並べて決める





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